授業で活用できる教材

教材について
日本や世界の資源・エネルギーの現状、国内の産業の動向、環境とエネルギーに関する課題などについて学ぶことができます。また本教材は、「他者と協働」の学習場面を重視し、事前・事後の学習の効率化を支援する構成となっているため「アクティブ・ラーニング」対応教材となっています

監修・後援
- 監修
- 元信州大学教授 澁澤文隆
- 後援
- 全国中学校社会科教育研究会
対応単元
- 地理
- 日本の地域的特色と地域区分
資源・エネルギーと産業 - 公民
- 私たちと国際社会の諸課題
文部科学省選定(学校教材中学生向き社会2017年11月14日)
本教材の活用について
元信州大学教授 澁澤文隆
学習指導要領の改訂の具体的な方向性として、総合的な学習の時間の「見方・考え方」の一つとして「多様な他者と協働し、異なる意見や他者の考えを受け入れる中で、実社会や実生活との関わりで見いだされる課題を多面的・多角的に俯瞰して捉え、考えること」(中教審答申 平成28年12月)が明示されています。この「見方・考え方」を育むためにはアクティブ・ラーニング的な取り扱いが必須であり、実社会・実生活の課題を対象にしているエネルギー・環境教育にはそれに該当する学習課題がたくさん見られます。その代表例が「日本の電源構成」について考える学習です。ただし実践にはそれなりの時間の確保が必要です。
そこで、本教材は「他者と協働」の学習場面を重視し、極力その時間を確保するため、事前・事後の学習効率化を支援しようと開発したものです。「多面的・多角的に俯瞰」するためには安全性はもちろんのこと、経済性、安定供給性、そして地球温暖化など環境問題への対応といった面からの検討が不可欠です。本教材は、それを映像を通して効果的に学習できるように工夫・配慮しました。
一方、「日本の電源構成」の学習は、協働の成果を発表することがゴールではありません・「日本の電源構成」は諸事情によって変化します。それだけに現時点、近い未来、遠い未来といった時間軸で生涯学習の課題として「多面的・多角的に俯瞰」することに留意して考え続ける必要があります。本教材はこうした事後の学習の支援にも気配りをして作成しました。
本教材を活用し、新学習指導要領が要請する俯瞰・吟味の協働の学習が実現・充実するよう願っています。
先生方からの評価・ご意見
教材の評価
活用された教科
教員の声
教材
動画
エネルギートラベラー
~エネルギーの現状と課題を探る~
導入編【16分】
世界と日本のエネルギーの状況や、発電方法ごとの特徴を学び、日本にはどのような発電方法の組み合わせが適しているかを考えます。
- 資源の分布と増え続ける世界の消費(00:47~02:41)
- 主要国のエネルギー自給率(02:42~04:10)
- 発電コスト(04:10~05:41)
- 増え続ける世界のCO2排出量(05:42~07:27)
- いろいろな発電方法の特徴(07:28~12:18)
- これからの電源構成比・S+3E(12:19~16:00)
エネルギートラベラー
~エネルギーの現状と課題を探る~
まとめ編【6分】
時代の変遷によって、変化してきた電源構成を時代背景とともに説明し、今後の電源構成の見通しを解説します。
- 社会の変化に応じた電源構成(00:00~04:25)
- まとめ(04:26~06:05)
生徒用テキスト「データで読み解くエネルギー」(12ページ)

- 世界のエネルギー消費量はどうなっているのか?
- 各国の電源構成からエネルギー事情を調べてみよう
- 環境への影響とコストについて考えてみよう
- 発電方法別のメリット・デメリットを比べてみよう
- これからのエネルギー政策と電源構成を知ろう

表紙・裏表紙

世界のエネルギー消費量はどうなっているのか?

各国の電源構成からエネルギー事情を調べてみよう

環境への影響とコストについて考えてみよう

発電方法別のメリット・デメリットを比べてみよう

これからのエネルギー政策と電源構成を知ろう
教師用手引書「データで読み解くエネルギー」(12ページ)

- DVDの内容
- 社会科 地理 指導案+ワークシート
- 社会科 公民 指導案+ワークシート
- エネルギートラベラーを使った2時間授業展開例「地理」+ワークシート

表紙・裏表紙

DVDの内容

地理 指導案+ワークシート

公民 指導案+ワークシート

2時間授業展開例「地理」

2時間授業展開例「地理」ワークシート
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