『エネルギートラベラー』生徒用冊子
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1kWh(電力量)あたりの発電コスト円3007 みなさんは、発電方法によってコストが異なることを知っていますか? 使用する燃料の値段や発電所をつくる時の費用などによって、同じ1kWhの電気をつくるのに必要な金額が変わってくるのです。 上のグラフを見てみると、一番コストが高いのは石油火力発電です。また、火力発電は発電コストに占める燃料費の割合が高く、燃料価格の変動の影響を受けやすい特徴があります。 太陽光発電や風力発電は設備をつくるのにお金がかかるためコストが高くなっています。原子力発電は安全対策が必要ですが燃料費の割合が小さいため、燃料費が高くなっても発電コストへの影響を抑えることができます。※原子力発電のコストは、事故廃炉・賠償費用等が1兆円増えると0.01〜0.03円/kWh増加する【出典】発電コスト検証WG「基本政策分科会に対する発電コスト検証に関する報告(2021年9月)」をもとに作成 陸上のみ(2020年)2010石炭火力石油火力LNG火力原子力太陽光風力水力地熱26.7円12.5円11.5円※〜10.7円17.7円〜12.9円19.8円16.7円10.9円発電方法ごとにコストを比べてみよう環境にやさしくて、電気代もあまり高くならない発電方法はなんだろう?考えてみよう!よう

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