1kWh(電力量)あたりの二酸化炭素の排出量306〈単位:g-CO2/kWh(送電端)〉1,000800600400200(コンバインド)燃料が燃えるときに出る二酸化炭素設備を建設・運用するときに出る二酸化炭素 二酸化炭素は地球温暖化の原因といわれている温室効果ガスの1つです。現在、世界各国があらゆる分野で二酸化炭素の排出量を削減しようと努力しています。 では、発電方法によって二酸化炭素の排出量に違いがあるのでしょうか、上の棒グラフで比べてみましょう。火力発電では、石炭や石油、LNGなどの化石燃料を燃焼させて発電します。化石燃料が燃焼すると二酸化炭素が排出されます。 一方、原子力発電や太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電は、設備を建設・運用する際に二酸化炭素が発生しますが、発電する際に二酸化炭素は発生しません。こういった発電方法を多く取り入れることが温暖化対策につながります。 陸上のみ【出典】日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集」LNG火力太陽光11水力94386479石炭火力73859947469547637612343石油火力382598LNG火力2013風力原子力地熱発電方法によって二酸化炭素の排出量は異なる環境への影響とコストについて考えてみ
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